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ヨークシャーデール  Yorkshire Dale
               2011年9月19日・21 訪問  水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。

YDNP

ヨークシャーデール国立公園(Yorkshire Dale National Park)のドライブに向かう。先ずはリブルヘッド高架橋(Ribblehead Viaduct)とそれを取り囲む三山 (Three Peaks)を見ようとA629、A65、B6480と適当な起伏と適度な蛇行を繰り返しながら牧草地の中を快調に進む。
セトル(Settle)は美しい街だが通過。6年前は可愛いセトル駅に立ち寄ったことを思い出す。あの頃はナビもなしで良く動いたものだ。
ところが、セトルを過ぎたあたりから猛烈な霧が出てきた。徐行を余儀なくされる程だ。リブルヘッド高架橋と三山を断念しスタインフォース(Stainforth)で ハルトン・ギル(Halton Gill)に目的地を変更しローカルロードに入る。

Halton Gill

道端に国立公園の標識(Signpost)を見つけた。ヨークシャーデールのシンボルであるスウェイルデール羊(Swaledale Sheep)をモチーフにしたグッドデザインだ。
霧は益々濃くなり、シングルトラックの細い道は最徐行だ。対向車が少ないのが救いだ。時々フッと霧が晴れたりするが、 左手に見えるはずの三山の一つ"Pen-y-ghent"は姿を現さない。道路の両脇に羊が道路に飛び出さないよう石を積んだフェンスが続く辺りは特に神経を磨り減らしての運転だ。
ハルトン・ギルの村も霧に霞んでいる。ビレッジ・サインは極めてシンプルだが、岩の姿・形と霧に濡れた色合いが良い。国立公園の標識といい、 石のフェンスといい、この辺りには石がごろごろ転がっているのだろう。
この後幾らか霧が晴れてきた。アーンクリフ(Arncliffe)、キルンジー(Kilnsey)とワーフェデールの小さな村々を通過してグラッシントンまで戻る。 イギリスでの霧中のドライブは初めてではないが、ここまで酷かったのは経験がない。今日はバルーンのキャンセルに始まって、 お天気に恵まれない一日になってしまった。晴れ男・女の私達としては不本意極まりない。

Yorkshire Dale Yorkshire Dale

ニュービー・ホールを発って3km余りローカルロードを突き走るとB6265に当たる。左折すると間もなくニュービー・ホールのガーデンを流れていた River Ureを渡る。この川に架かっている橋が美しい。例により交互通行の橋だ。渡り切った所にパーキングがあり、絶好のフォトポイントだ。
B6265はリポンの街を通り抜け、ファウンテンズ・アビーの脇を通り、ブリマム・ロックスへの入口、パトリー・ブリッジの街とすっかり馴染みとなった場所を走る。 パーシバル・ホールへの取り付き道路のジェットコースターのようなアップダウンをもう一度走りたい。でも、雨に濡れた道路は危険だ。運転しながら心の中で葛藤だ。 分岐直前でもう一度が勝つ。急減速をして左折、ジェットコースター気分を満喫する。心晴れ晴れ、東の空に虹も立った。

Information
 Address  Yorkshire Dale, North Yorkshire
 Telephone  -
 Web Site  Yorkshire Dale

詳細はWeb Siteなどでご確認ください。

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